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執筆者の写真飯沼靖博

無理矢理仕込みました!

今年の梅雨は、とにかく雨が多い!!

梅雨なのだから当たり前…

でも、いつもならもう少し外で作業が出来たのですが、雨が降り続き、土が乾かずになかなかいじらない状態が続きます。


ニンジンは、お盆辺りから種を蒔くのが出来が良いことが分かってきました。


予め、5本の畝は仕込んでおいたのですが、残りがまだあり、それが手を付けられない状態でありました。



上の写真のニンジンの花が咲いてしまった畝は、収穫時期をズラそうと思って遅れて種を蒔いたものの、あまり育が良くなく、春に董立ちして花を咲かせてしまいました。

花はかわいいので、そのまま売ったりも出来ますが、土を作る上でも有効だと思い、そのまま花を咲き切らせて、畝にすき込むことにしました。




ハンマーナイフモアという草刈り機で上手くやろうとしましたが、半分失敗して、梅雨空の中そのまま放置…





茎もボロボロになり、場所によってはキノコが生えている状態になったところで、全体をトラクターで耕してしまうことにしました。


その前に、やはり水分が多いので、発酵分解を促すために、蠣殻石灰と米糠ボカシを少しだけ撒くことにしました。

これが今回のミソ、ポイントだと思います。

元々、この畝にはニンジンを育てる菌が多く存在している状態だったに違いありませんが、彼らに良いエサを与えて、さらに増えてもらう為の分解を促すために、発酵してもらう必要があります。


(↑パラパラと蠣殻石灰と米糠ボカシを撒いた図)




(↑トラクターで耕した図)

多少、乾いてきたけど湿っているところを狙って、畝全体を耕せるくらいの深さで、埋まっているニンジンの根を掘り起こす感じで、多少空気が入らない深さに根や茎などの有機物が入ってしまったとしても、米糠ボカシの乳酸菌によって発酵分解してもらうイメージです。


さらにこの上に雨に濡れないように透明ビニールを被せ、太陽熱処理という技を使います。


空気が入らないように密閉したビニール内は、太陽熱によって土の温度が上がり、過酷な環境になり、いわゆる撹乱状態となります。

生物の生きようとする力を引き出し、腐敗して消えてしまうものは出し切らせて、土を発酵させていきます。


梅雨時期で太陽の日差しが少ないため、最低でも1か月は仕込みとして欲しいところ…梅雨明けて実質2週間というところでしょうか?


とりあえず、これでやってみたいと思います。



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